TikTokの配信条件は変更が重ねられてきたため、ネット上には古い時期の条件のまま更新されていない記事が多く残っています。本記事は、TikTok公式ヘルプの現在の案内と、ゲーム配信特化の配信事務所OnLiveの現場経験をもとに、確認できることだけを整理します。

ゲーム配信をしたいんですが、フォロワーが1,000人いないとLIVEはできないんですよね?

1,000人はPC配信(TikTok LIVE Studio)の条件です。スマホのゲーム配信は、18歳以上・フォロワー50人以上で始められます。

条件は満たしたはずなのに、LIVEボタンが出てこなくて。

原因で多いのは、年齢設定・反映待ち・アプリの未更新の3つです。条件を満たした直後だと、反映に数日かかることがあります。

スマホとPC、どちらから始めればいいですか?

1,000人に届く前なら、スマホからが現実的です。この記事では、始め方を5つのステップに分けて説明します。
TikTokゲーム配信の始め方(やり方・手順)
TikTokでゲーム配信を始める手順は、次の5つのステップに分けられます。フォロワー数や端末によってできることが変わってくるため、順番に確認していきましょう。
ステップ1:TikTokアカウントを準備し、年齢設定を確認する

TikTokでゲーム配信を始めるには、まずTikTokアカウントを用意し、登録時の生年月日で18歳以上に設定されているかを確認します。TikTok LIVEは投げ銭などの金銭のやり取りが発生する機能のため、18歳未満のアカウントには配信ボタン自体が表示されません。
- 確認する場所:プロフィール画面の右上の三本線 → 設定とプライバシー → アカウント → アカウント情報
- すでにアカウントを持っている場合も、生年月日が正しく登録されているか見直しておく
- 誤った生年月日で登録してしまっている場合、年齢確認のやり直しが必要になることがあります
ステップ2:フォロワーを50人以上に増やす
次に、フォロワーを50人以上に増やします。スマホからのゲーム配信であれば、この人数で挑戦できるため、初心者でも比較的早い段階で配信を始められます。増やし方の基本は次のとおりです。
- 友人・知人への告知でまず土台を作る
- 通常投稿(ショート動画)でゲームプレイのハイライトや見どころを発信する
- プレイしているゲームのハッシュタグを付けて、同じゲームに興味を持つユーザーの目に留まりやすくする
ステップ3:「+」ボタンからLIVEを選択し「モバイルゲーム」カテゴリを選ぶ
フォロワー数と年齢の条件を満たしたら、画面下部の「+」ボタンをタップし「LIVE」を選択します。配信ジャンルを選ぶ画面が表示されるので、「モバイルゲーム」または該当するゲームカテゴリを指定してください。
カテゴリを正しく選択することで、ゲーム配信を見たい視聴者にコンテンツが届きやすくなります。雑談配信と同じカテゴリのまま配信してしまうと、ゲーム配信を探している視聴者に見つけてもらいにくくなる点に注意しましょう。

ステップ4:画面収録とマイクへのアクセスを許可してゲーム画面を配信する
カテゴリを選択すると、画面収録とマイクへのアクセス許可を求められるので許可します。許可後にゲームアプリへ切り替えれば、プレイ画面がそのまま配信画面に映し出されます。
カメラ映像とゲーム画面を重ねて顔出し配信ができるのは、PC配信(TikTok LIVE Studio)を使う場合です。スマホからのモバイルゲーム配信では、ゲーム画面とマイク音声だけの構成になります(顔出しのカメラ映像は重ねられません)。
画面共有の設定を詳しく知りたい方はスマホゲームを配信する方法もあわせて参照してください。
ステップ5:より本格的な配信を目指すならPC配信(TikTok LIVE Studio)に挑戦する
よりきれいな画質でゲーム配信をしたい場合は、スマホではなくPCからの配信に挑戦する方法もあります。PCでの配信には「TikTok LIVE Studio」という専用ツールを使いますが、スマホ配信よりも条件が厳しく設定されています(詳細は次章で解説します)。

最初の配信は視聴者ゼロでも普通です。テスト回だと割り切って、画面の見え方と音のチェックに使うのがおすすめです。
フォロワー数がまだ1,000人に満たない段階では、まずスマホでのゲーム配信で経験と視聴者を積み重ねていくのが現実的です。TikTok LIVE Studioの具体的な設定手順はTikTok LIVE Studioの使い方で詳しく解説しています。
なお、TikTok LIVEには他の配信者と画面を分割して同時に配信できるコラボ配信・マルチゲスト機能もあります。友人と一緒にゲームをプレイしながら配信したり、対戦ゲームで相手側の画面も同時に映したりする際に活用できる機能ですが、利用条件は通常のゲーム配信と異なる場合があるため、挑戦する際はアプリ内の案内を確認しながら進めるとよいでしょう。
フォロワー「50人」と「1,000人」は別の条件
TikTokでゲーム配信を始めるための条件は、スマホ配信とPC配信(TikTok LIVE Studio)で異なります。全体像はこの表のとおりです。
| 条件 | スマホ配信 | PC配信(TikTok LIVE Studio) |
|---|---|---|
| 年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
| フォロワー数 | 50人以上 | 1,000人以上 |
| アカウント登録からの期間 | 指定なし | 30日以上 |
| 過去の配信実績 | 不要 | 過去180日以内に25分以上のLIVE |
| 直近30日の停止措置 | 無いこと | 無いこと |
| 通信環境 | 指定なし | 上り10Mbps程度(推奨) |
| 必要なもの | スマホ1台 | PC+TikTok LIVE Studio |
フォロワー数の「50人」と「1,000人」は別の条件です。 スマホから始めるだけなら50人で足ります。
なお、「フォロワー1,000人いないとLIVEはできない」と書かれた記事を今も見かけますが、それはPC配信(TikTok LIVE Studio)の条件です。スマホからのゲーム配信は50人以上で始められるので、この2つを混同しないでください。
スマホでゲーム配信をする場合の条件
条件は表の左列のとおりです。年齢は登録した生年月日で判定され、過去にコミュニティガイドライン違反があるとLIVE機能が制限されることがあります。フォロワー50人から挑戦できるので、始めたばかりの人でも狙いやすい基準です。
PCでゲーム配信をする場合の条件(TikTok LIVE Studio)
高画質な配信やコラボ・画面分割などの演出をしたい場合はPC配信ですが、条件は表の右列のとおりスマホよりぐっと厳しくなります。押さえるポイントは3つです。
- フォロワー1,000人以上:スマホの50人とは別の、ハードルの高い条件
- OBSなどの外部ソフトは公式サポート外:PC配信は実質「TikTok LIVE Studio」一択
- 収益化(ギフト受け取り・TikTokショップ連携)は別基準:基準は変動するため、最新はTikTok公式ヘルプセンターで確認
配信で失敗しないための6つのチェック
ゲーム配信ならではの注意点もあります。配信を始める前に、以下のポイントを確認しておきましょう。
ゲームタイトルごとの配信ガイドラインを確認する
- 開発会社・配信元が独自の配信ガイドラインを定めている場合があります
- 実況・配信の可否や、収益化の条件が個別に決められていることもあります
- 配信予定のゲームタイトルの公式サイトを事前に確認しておくと安心です
BGM・効果音などの著作権に注意する
- 配信中に市販の音楽を流すと、著作権上の問題になる場合があります
- 使ってよいのは、ゲーム本編の音源か、TikTokが提供する著作権フリーの音源です
身バレ・個人情報の取り扱いに気をつける
- 背景に映り込むもの(部屋の様子・郵便物・他のSNSが分かる情報)に注意してください
- ゲーム配信は長時間になりやすいので、配信前に部屋の見え方を一度確認する習慣をつけましょう
スマホの発熱・バッテリー消耗に備える
- ゲームと配信を同時に動かすと、発熱とバッテリー消耗が早まります
- 長時間配信するなら、給電しながらの配信や冷却グッズを検討してください
- 機材の選び方はTikTokゲーム配信に必要な機材まとめで段階別に解説しています
コメント対応とゲームプレイのバランスを考える
- 操作に集中すると、コメントを見落としがちです
- 区切りのよいタイミングで拾う、実況しながら相槌を入れる、の2つで十分成立します
配信の頻度と時間帯を安定させる
- 決まった曜日・時間帯に配信している人のほうが、見つけてもらいやすく、習慣で見てもらえます
- ゲームのアップデートやイベント時期に合わせると、新規視聴者との接点が増えます
うまくいかない時の対処法
条件を満たしているはずなのにゲーム配信がうまくいかない場合は、以下の点を順番に確認してみてください。

所属クリエイターの相談でも、原因のほとんどは「カテゴリの選び間違い」と「画面共有の許可忘れ」です。まずこの2つから確認してみてください。
LIVEボタンが表示されない場合
順番に確認してください。
- 年齢設定とフォロワー数が条件を満たしているか
- 条件を満たした直後なら、数日待つ(反映に時間がかかることがあります)
- TikTokアプリが最新バージョンか
- アプリのキャッシュが溜まっていないか
- アプリと端末を再起動する
配信が途中で止まってしまう場合
ゲームと配信の同時起動は通信への負荷が大きく、回線が不安定だと切れやすくなります。
- 安定したWi-Fiに接続する(可能なら電波の強い場所へ)
- 使っていないアプリを終了して、スマホの負荷を減らす
- 混雑しやすい時間帯を避ける、別の回線で試す
PC配信(TikTok LIVE Studio)の利用権限がない場合
フォロワー数やアカウント登録期間など、PC配信特有の条件を満たしていない可能性があります。前章の条件を一つずつ見直し、満たしていない項目があればスマホでのゲーム配信を継続しながら条件をクリアしていきましょう。詳しい確認手順はTikTok LIVE Studioが使えないときの確認事項にまとめています。
原因が特定できない場合
上記を確認しても解決しない場合は、TikTok公式ヘルプセンターの問い合わせ窓口を利用するのが確実です。アカウントの健全性に関わる問題は、ユーザー側では原因が分かりにくいこともあります。過去のコメントや投稿内容に心当たりがある場合は、その点もあわせて確認しておくと、問い合わせ時の状況説明がスムーズになります。
配信を再開する前にチェックしておきたいこと
一度配信トラブルを経験すると不安になりがちですが、原因を一つずつ切り分けていけば、多くの場合は端末・通信環境・アカウント条件のいずれかに行き着きます。次回配信の前には、アプリのバージョン、フォロワー数、通信環境の3点を軽く確認する習慣をつけておくと、同じトラブルの再発を防ぎやすくなります。
ゲーム配信を本気で伸ばすなら、配信事務所という選択肢も
ここまで紹介した条件や手順を満たせば、TikTokでのゲーム配信は誰でも始められます。一方で、「PC配信に必要なフォロワー1,000人になかなか届かない」「一人で試行錯誤するより、配信のノウハウを持つ人に相談したい」と感じる方もいるかもしれません。
そのような場合は、配信事務所に所属するという選択肢もあります。事務所によっては、フォロワー数がまだ基準に届いていない段階でもPC配信に挑戦できるサポートを受けられたり、ゲーム配信の企画・機材面についてアドバイスを受けられたりすることがあります。ゲーム配信特化の事務所であれば、雑談配信とは違ったゲーム配信ならではの伸ばし方や、ゲームタイトルごとの立ち回りについて相談できるのも利点です。
すべての人に事務所所属が必要というわけではありませんが、「ゲーム配信を継続していきたい」「一人での配信に限界を感じている」という方は、事務所という選択肢も検討してみると視野が広がるはずです。
よくある質問
Q1. TikTokライブはフォロワーが少なくても配信できますか?
TikTokライブ自体は、フォロワー50人以上・年齢18歳以上という条件を満たせば配信を開始できます。フォロワーが0人の段階では配信機能自体が表示されないため、まずは通常投稿でフォロワーを50人以上に増やすことが最初のステップになります。これはスマホからの配信条件であり、PC配信(TikTok LIVE Studio)にはフォロワー1,000人以上という別の条件が設けられています。
Q2. ゲーム配信中に市販の音楽を流しても大丈夫ですか?
市販の音楽を無断で流すと著作権上の問題になる可能性があるため、おすすめできません。ゲーム本編のBGMや効果音の範囲内にとどめるか、TikTokが提供している著作権フリーの音源を利用するようにしましょう。ゲームタイトルごとの配信ガイドラインもあわせて確認しておくと安心です。
Q3. ゲーム配信はスマホとPC、どちらから始めるべきですか?
フォロワー数がまだ1,000人に届いていない場合は、条件のハードルが低いスマホでのゲーム配信から始めるのが現実的です。スマホ配信で経験と視聴者を積み重ね、フォロワーが増えてきた段階でPC配信(TikTok LIVE Studio)へのステップアップを検討するとよいでしょう。
Q4. 配信条件を満たしているのにLIVEボタンが表示されません。なぜですか?
条件を満たしていても、システムへの反映に数日かかることがあります。あわせてTikTokアプリのバージョンやキャッシュ、通信環境も確認してみてください。それでも改善しない場合は、アカウントの健全性に関わる問題である可能性もあるため、TikTok公式ヘルプセンターに問い合わせることをおすすめします。
Q5. 顔出しをしなくてもゲーム配信はできますか?
顔出しは必須ではありません。ゲーム画面とマイク音声だけの構成でも配信は可能です。ただし、顔出しをする配信者と比べると視聴者との一体感を出しにくい面もあるため、リアクションや実況コメントを工夫することで、顔出しなしでも配信の魅力を伝えやすくなります。
まとめ
TikTokでゲーム配信を始めるには、18歳以上・フォロワー50人以上という基本条件をクリアし、スマホの「モバイルゲーム」カテゴリから配信をスタートするのが最初の一歩です。
より高画質なPC配信を目指す場合は、フォロワー1,000人以上などの追加条件を意識しながら、まずはスマホでの配信経験を積んでいきましょう。
条件を満たしても配信がうまくいかない場合は、本記事の対処法を一つずつ確認し、解決しない場合は事務所への相談も選択肢に入れてみてください。